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厚生労働省は、新型コロナワクチンを接種した60代の女性が死亡したと発表しました。死因はくも膜下出血とみられ、厚労省には「現時点でワクチンとの因果関係は評価できない」と報告されているということです。
厚生労働省によりますと、新型コロナワクチンの接種後に亡くなったのは医療従事者の60代の女性で、先月26日に接種し、3日後の1日、死亡しました。女性に基礎疾患やアレルギーはなく、死因はくも膜下出血とみられていますが、厚労省には現時点でワクチンとの因果関係は評価できないと報告されているということです。
また厚労省の専門家部会の委員によりますと、くも膜下出血は現時点で「海外の接種事例でも新型コロナワクチンとの関連があるとはされていないようだ」ということです。
ワクチン接種後の死亡事例が報告されたのは今回が初めてで、厚労省は今後、専門家部会で詳しく検証するとしています。(02日21:29)
今月7日に期限を迎える東京など1都3県の緊急事態宣言をめぐって、菅総理は2日夜、専門家の意見を踏まえて最終的には自らが判断する考えを示しました。
「しっかり数字を見て、専門家の先生方はじめ関係者の皆さんにご相談をさせていただいて、最終的には私自身が判断したいと思っております」(菅義偉首相)
菅総理は報道陣にこのように述べ、1都3県の緊急事態宣言を解除するか、再延長するかの最終判断は菅総理自らが行うことを強調しました。さらに判断の際には「1都3県はいろいろな意味で関連する」として、首都圏一体で判断する考えを示しました。
菅総理は2日午前の国会で緊急事態宣言の扱いについて“ギリギリまで状況を見たうえで判断する”意向を示しています。(02日18:36)
日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告の国外逃亡を手助けしたとされるアメリカ陸軍特殊部隊の元隊員の男らが、成田空港を出発し、東京拘置所に向かいました。
アメリカ陸軍の特殊部隊「グリーンベレー」の元隊員、マイケル・テイラー容疑者(60)は、息子のピーター容疑者(28)と、おととし12月、ゴーン被告の国外逃亡を助けた犯人隠避の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、アメリカから日本へ移送されました。
午後4時すぎに成田空港に到着した親子は、PCR検査などを終え、移送用のバスで東京拘置所に向かいました。
関係者によりますと、2人は独居房に収容される見通しで、今後、ゴーン被告の逃亡劇の全容解明が進められます。(02日20:28)
東京消防庁の杉並消防署の隊員が、緊急事態宣言中の先月24日に8人で飲み会を開き、うち4人の男性隊員が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。
新型コロナウイルスへの感染が判明したのは、東京消防庁・杉並消防署の20代から30代の男性隊員あわせて4人です。東京消防庁によりますと、この4人を含むあわせて8人の杉並消防署の隊員が、非番だった先月24日の日中、飲食店で飲み会を開いていたということです。
東京消防庁は、飲み会について具体的な人数制限は設けていないものの、緊急事態宣言中に見合った行動をするよう注意喚起していました。
東京消防庁は「感染拡大防止対策に万全を期すと共に、災害対応などの消防業務に影響が及ばないよう、万全を期してまいります」とコメントしています。(02日20:36)
新型コロナウイルスに感染して死亡した人の数が、2日までに全国で8000人を超えたことがわかりました。
緊急事態宣言が続く1都3県では、東京が232人、埼玉で102人、千葉で87人など“下げ止まり”が続いています。
死者についても、新たに埼玉で11人、福岡で8人など、これまでに全国であわせて60人発表され、死者の累計は8000人を超えました。
1000人が死亡するペースについては、最初の1000人は半年近くかかっていましたが、5000人から6000人まではわずか11日、7000人までは12日、今回、8000人を超えるまでは15日でした。(02日18:44)
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