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瀬戸内の夏 イワシ網漁が解禁 広島・呉の網元はシラス

2021.6.10 16:35
 広島県最南端の島、広島・呉市倉橋町鹿島です。10日は、県内でイワシ網漁が解禁されました。

 創業95年を迎える網元「石野水産」では、特産品のチリメンに加工するシラス網漁がスタートです。

 網を引く漕ぎ船2隻に、指揮船と運搬船の船団が港を出て、2時間余り…。良い漁場を見つけた指揮船からの指示で、長さおよそ150メートルの目の細かい袋網を海中に入れ、2隻の漕ぎ船が広げてゆきます。ゆっくり移動しながらシラスを2時間ほどかけて追い込み、いよいよ水揚げです。

 シラスは、カタクチイワシの稚魚で、体長2.5センチほどです。10日朝は1回目の網入れでおよそ300キロのシラスが水揚げされました。初日としては、すこし少ないということです。

 「魚自体はきれいで(魚群探知機の)映りもよくなってきているので、これからあしたとか、どんどん増えてくると思うので、がんばりたいと思います。」(石野水産 石野忠勝社長)

  品質のよいチリメンに仕上げるには、鮮度が重要です。水揚げされたシラスは、すぐに運搬船で加工場に運び、釜ゆでして、乾燥します。1時間ほどでチリメンに加工します。

 去年に引き続き、新型コロナウイルスの影響でデパートからの注文は減少ぎみだということです。

 「旬というのは、ななかな感じにくくなっていると思います。家の中にこもったり、どこにも出られなかったり、人に会えなかたり、そういうときにこの瀬戸内の風とか、香りをチリメンと一緒に味わってもらえばいいなと思います。」(石野水産 石野智恵さん)

 シラス網漁は、海水温が上がる来月からお盆にかけて、最盛期を迎えるということです。
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