RCCNEWS

P
R

少年の初公判 検察指摘「缶酎ハイを片手に…」 広島・庄原市 無免許で飲酒運転… 2人死亡 

2021.6.9 15:55
 8日に遺族の心境をお伝えした事故の裁判が9日、始まりました。無免許で飲酒運転をし、事故を起こして2人を死なせたなどの罪に問われている18歳の少年は、起訴内容を認めました。

 起訴状によりますと、ことし2月、18歳の少年は、広島・庄原市の国道で、酒を飲んだ状態で車検切れの乗用車を無免許で運転し、反対車線を走っていた軽乗用車に正面衝突。軽乗用車に乗っていた岡田重紀さん(85)と妻・和歌子さん(80)を死亡させたとして無免許危険運転致死などの罪に問われています。

 9日の初公判で、少年は、起訴内容を認めました。

 冒頭陳述で、検察側は、少年は缶酎ハイを車内に持ち込み、それを片手に飲みながら、同乗した友人とドライブをしていたと述べました。そして、自らが酒に酔って頭がふらついたり、脚がもつれたりしていることを認識していながら、道中、さらに酒を買い足して飲酒運転を続けた結果、運転が困難な状況に陥ったと指摘しました。

 裁判では、検察が、「単なる事故と言ってほしくない。起こるべくして起きた『殺人』だ」などとする岡田さん夫婦の娘の意見陳述書も読み上げました。

 次の裁判は、来月15日に開かれ、少年の被告人質問などが予定されています。

 裁判のあと、弁護側は、「少年の年齢を考慮して、裁判官には刑事事件ではなく、保護事件とするよう再度、検討してほしい」とコメントしました。

 RCCの取材に対し、裁判を傍聴した遺族は落胆した表情を見せ、「2人が亡くなった経緯を聞いて、がく然とした。社会や少年本人のためにも厳しい処分を望む」と話しました。
  • twitter
  • Facebook
  • LINE

PAGE TOP