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イマシリ! 『広島でクラフトビールが人気』

2020.9.11 20:33
 今、知っておきたい情報をわかりやすくお伝えする「イマシリ!」。きょうのキーワードは、『広島でクラフトビールが人気』。クラフトビールは、小規模な醸造所で造られたビールのことを指すんですが、まずは実際の醸造の様子をご覧ください。

 広島市中区の本通り商店街に先月、オープンしたクラフトビール醸造所「ヒロシマネイバリーブリューイング」です。

 麦芽のかすを取り出したり、煮沸した釜に苦味と香りをつけるホップを入れたり…。この醸造所では、建物の2階に麦汁を作る「仕込み釜」を置き、ビールの仕込みを行なっています。

 「(作業は)必死。楽しいのは半分。マラソンみたいなもんです。最後まで気を張っているというか、終わった後は達成感がいいですね。」(ビール造りを担当 ワーソップ・カールさん)

 麦汁は、配管で1階のタンクに移し、発酵・熟成させます。種類にもよりますが、できあがるまでの期間はおよそ4週間だそうです。

 この日、ここで仕込んだビールの第1弾が併設する飲食店で販売されました。その名も「ナイストゥミントユー」。副原料に、三原市のハーブ農家・梶谷農園のミントを加えたホワイトエールです。

 「割とさわやかな、9月とはいえで残暑が厳しいところで、お昼からさわやかにさっぱりと飲めるビールに仕上がっていると思います。」(CRAFT BEERと炭火 はればれ 小野田繁伸店長)

 1階のタンクでは、ほかにも4種類のビールが熟成中です。レモンやコーヒー豆など、さまざまな副原料が使われています。

 「特定のこのビールを何回もというよりは、その時々に造れるビールをいろんな種類、いろいろ作っていこうかなと。広島で作るからには県産の副原料を使った柑橘とかフルーツ副原料を上手に地元のものを使いながら、地元で消費してもらえるような、そういったビールを造っていこうかなと思います。」(小野田繁伸店長)

 ― 1回の仕込みで500リットルのビールを作れるそうです。

 ― クラフトビールの醸造所は、ほかにもあります。広島市に3か所、福山市に2か所、呉市と安芸太田町にも1か所ずつあります。

 ― こちらにいくつか集めました。▽中区江波のセッションズブルワリーの「オイスターシティービール」には、その名のとおり、カキとカキ殻が使われています。▽安佐北区の広島北ビールの「噂通りビール」は、地元の旭鳳酒造の酒かす、▽安芸太田町の安芸乃国酒造の「三段峡」というビールは、地元のキクイモを使用。そして、▽福山市のクラフトハートブルワリーの「桃ラードラー」には、尾道市のモモが使われています。

 ― 個性的なビールが生まれた背景には2年前、ビールの定義が広がったことがあります。簡単に言えば、今まではフルーツや野菜が入ったものは「ビールじゃない」というルールでしたが、今は5%以下ならいいですよ、とか。麦芽比率も変わりました。

 ― そういうことから、ビール作ろうという新たな人が増えたり、今までは「発泡酒」の免許だった人が「ビール」を造れるようになったりして、クラフトビールの製造免許を持っている人の数は激増したんです。

 ― ただ、よく見てみると、1995年前後にも激増期間があります。この時期、各地で地ビールというのがもてはやされたんです。一過性のブームではなくて、地域に根付いたものになるかどうかは、本当においしいものを作れるかどうかだ、と製造者の1人は話していました。
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