RCCNEWS

P
R

地元呉のホテル・飲食店もショック 日鉄日新製鋼呉製鉄所 3年後「閉鎖」へ

2020.2.10 18:14
 日本製鉄の子会社・日鉄日新製鋼呉製鉄所が3年後に事実上閉鎖されることを巡って、地元呉市に波紋が広がっています。ホテルや飲食店などからは、呉製鉄所の閉鎖による売り上げダウンは避けられないと嘆く声が上がっています。

 「早すぎますよ。1年半で高炉が止まってしまうということなので、そこまでの仕事しかないんでしょうけど、段々と縮小していって閉めてしまうわけで、今後、良くなることがまったくないので。」(ビジネスホテル三島 三島義弘社長)

 日鉄日新製鋼呉製鉄所に一番近い立地にあるビジネスホテル三島です。4階建てのホテルにある45の客室はほとんどがシングルで、収容人員は50人を数えます。

 定期的な高炉の修繕だけで10人から20人単位で3週間程度の宿泊が年に数回見込まれていたといいます。

 「(売り上げの)影響は大きく見ると、やはり5割ぐらい(減少)になるかなと思われますね。」(ビジネスホテル三島 三島義弘社長)

 ホテルでは、近く客室をリニューアルする計画を考えていたといいます。

 「日新さんがあるのが当たり前という感じだったので、これがなくなるということで、今からちょっと改装とかも考えていたが、今後、様子を見ながらやっていきたいと思ってる。」(ビジネスホテル三島 三島義弘社長)

 195の飲食店が加盟する呉飲食組合では、呉製鉄所の事実上の閉鎖による売り上げダウンは必至で、影響は仕入れ関係にも及ぶといいます。

 「飲食店だけでなく、店が仕入れる業界。それを運ぶ運送。客を乗せるタクシー。そういういろんなところに波及するのが一番心配です。」(呉飲食組合 井口秀一組合長)

 呉製鉄所の従業員は1000人で、関連会社や協力会社で働く人はおよそ2300人に上ります。

 井口組合長は、その家族も含めると飲食だけでなく様々なところに影響が及ぶと心配します。

 「3300人ではなくて、家族がいますから。お子さんもですし、学校や幼稚園とかそういういろんなところに影響が出ると思います。」(呉飲食組合 井口秀一組合長)
  • twitter
  • Facebook
  • LINE

PAGE TOP