RCCNEWS

P
R

「ICレコーダー“接見交通権”で保障されず」 接見妨害訴訟 控訴棄却 広島高裁

2021.11.24 17:46
 死刑囚の再審請求の準備のための接見を広島拘置所に妨害されたなどとして、弁護士などが、国に損害賠償を求めた裁判で24日、広島高等裁判所は控訴を棄却しました。

 この裁判は、再審請求に向け、弁護士らが死刑囚と精神科医同席で接見をする際に、職員の立ち会いや時間制限なしでの接見を求めたにもかかわらず、広島拘置所が許可せず、ICレコーダーの使用も拒否され、秘密接見交通権が侵害されたなどとして、弁護士2人と死刑囚の男性が、国に損害賠償を求めていたものです。

 去年12月、1審の広島地裁は、「広島拘置所の対応は裁量権の範囲を逸脱して違法」などとして弁護士らの訴えの一部を認め、国に合わせて66万円支払いを命じましたが、ICレコーダーの使用についての主張は認めず、弁護士らが控訴していました。

 24日の判決で、広島高裁の西井和徒裁判長は、「ICレコーダーによる録音行為が『接見交通権』に含まれるものとして保障されるとはいえない」などとして1審を支持し、控訴を棄却しました。

 弁護士らは、上告を検討しているということです。
  • twitter
  • Facebook
  • LINE

PAGE TOP